「かかりつけ調剤薬局」を目指すチェリー調剤薬局グループのチェリーコラム。

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チェリー調剤薬局の薬剤師がつづるチェリーコラム

 

保湿剤の種類と使い分け


「保湿」を目的に用いる成分を保湿剤と呼びます。保湿効果とは簡単にいうと、
・皮膚に水分を取り込み、乾燥を防ぐもの
・皮膚に膜を張り、水分が逃げるのを防ぐもの


保湿剤の種類と使い分け
保湿剤の種類
ワセリン製剤・・・水分の蒸発を防ぎます。
ワセリンは石油から精製される、油脂性の物質です。
刺激が少なく、安価です。
医療用薬品としては白色ワセリン、プロペトなどです。

ヘパリン製剤・・・水分保持作用があります。
ヘパリン類似物質という成分を含みます。
ヘパリン類似物質は水分保持作用、血行促進作用、などがあります。
医療用薬品としてはヒルドイド、ビーソフテンなどがあります。


簡単ではありますが、保湿剤の説明をさしていただきました。
当薬局にはヘパリン製剤の剤型において、軟膏、クリーム、ローション、スプレー、泡、液体など患者様によって使い分けされてます。



(著:東員店 管理薬剤師 加藤 文彦)



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