「薬剤師」の仕事ってご存知ですか?「かかりつけ調剤薬局」を目指すチェリー調剤薬局グループのチェリーコラム。

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チェリー調剤薬局の薬剤師がつづるチェリーコラム

 

私たち「薬剤師」の仕事ってご存知ですか?

「薬剤師」の仕事01

薬剤師は、医薬品全般について、幅広い知識を持つ「薬」の専門家です。
薬局や医療機関(病院)で処方せんに基づく調剤や患者様への服薬説明を行うほか、医療用医薬品から一般用医薬品まで、全ての薬を販売、相談にのることが出来ます。
薬剤師は、大学の薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格して与えられる資格です。薬学部では、有機化学や無機化学など化合物に関する基礎的知識をはじめ、体内で薬がどのように作用するかといった知識、さらには病気やその治療についても学んでいます。平成18年度からは、薬学部は6年制となりました。
なお、薬局や医療機関(病院)で調剤に携わるだけでなく、学校での環境衛生管理や、医薬品の研究開発や製造に関与している薬剤師もいます。

「薬剤師」の仕事02 その中でも私たち調剤薬局の薬剤師の仕事はまず「調剤」です。
調剤とは医師から出された処方せんに基づきお薬を調製する事ですが、それだけでは「調剤」とは言えません。ただ単に処方せんに従い、お薬をお渡しするばかりが薬剤師の仕事ではありません。
薬剤師は、その処方せんが患者様に適正かどうかを判断し、お薬の過多・過少や相互作用についての疑問点があった場合は、必ず処方医に問い合わせ、確認を行い「調剤」を致します。この処方医に確認する作業を「疑義照会」と言います。患者様の「副作用歴・アレルギー・体質等」も加味しお薬が安全に使われるようにします。

「薬剤師」の仕事03 薬剤師はお薬の知識は勿論ですが、患者様との会話を通じコミュニケーションを図ることで、副作用が発見出来たり、その時々に合わせたお薬の服用のアドバイスをすることが出来ます。
このお薬の「用法・有効性・副作用等」を、患者様に説明を行い、お薬をお渡しする「服薬指導」を、当薬局では一番大切に行っております。単純に、お薬を渡すだけではなく、患者様と対話する事で少しでも服用するお薬や健康に関しての不安を取り除き安心してお薬を服用して頂けるように努めています。
何か諸問題があった時、私たちは患者様の「ご意見やご要望」が薬剤師側だけではなく、担当医師にも伝わるような橋渡しの役割を果たしたいと考えています。必要なお薬が処方されていなかったり、残薬があるのに調整されずに処方されていたりなど患者様との会話で分かる場合も多々あります。このような場合は、もちろん医師に「疑義照会」を行い、処方を調整してもらいます。

最後に、薬局では患者様が帰られた後に、「薬歴」の記載を行います。「薬歴」とは、お薬のカルテのような物で「過去に服用していた薬の履歴・併用薬・副作用歴等」のお薬に関してのことだけではなく、患者様のアレルギーや日常生活の情報、飲まれている「健康食品・サプリメント等」を記録し、管理します。
「薬歴」を毎回記載、管理することにより、どの薬剤師がお薬を渡したとしても一目でその患者様の情報が分かるようにしております。また、より適正にお薬が使用されているか毎回確認しております。



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